業界6団体で「高射幸性遊技機の取り扱いについての合意書」を締結

 

パチンコ・パチスロ産業21世紀会は10月2日、東京市ヶ谷の遊技会館において記者会見を開催。全日遊連、日遊協、日工組、日電協、全商協、回胴遊商の6団体で、のめり込み問題への対策として遊技機の射幸性を抑制するため、「高射幸性遊技機の取り扱いについての合意書」を締結した旨の発表を行った。

6団体合意の内容は以下の2つ。

1. 日遊協、日工組、日電協、全商協、回胴遊商は、全日遊連の平成27年6月24日臨時全国理事会決議による自主規制「新基準に該当しない遊技機の取り扱いについて(基本方針)」を支援する。

2. メーカー団体が特に高い射幸性を有すると区分した遊技機については、ホールはこれを優先的に撤去する。この場合において、各メーカーは下取り等優遇措置を講じるものとする。

特に、全日遊連の阿部恭久理事長は、今回の6団体合意が21世紀会からの発表となったことについて、「他の8団体(遊技場自動サービス機工業会、遊技場自動補給装置工業組合、遊技場メダル自動補給装置工業会、日本遊技産業経営者同友会、余暇環境整備推進協議会、パチンコ・チェーンストア協会、プリペイドシステム協会、電子認証システム協議会)にも了解をいただいた。業界全体で纏まって取り組むことが大事」と語り、パチンコ業界が一丸となっての対策であることを強調した。

現段階では、メーカー団体から「特に高い射幸性を有すると区分した遊技機」として、パチンコ61機種、スロット65機種が挙げられているが、今後の検討状況次第で増えていく可能性もあるという。また、下取り等優遇措置について、合意は得られているものの、今後さらなる詰めの作業が必要とされる模様だ。

全日遊連の臨時全国理事会で決議された「新基準に該当しない遊技機の取り扱いについて(基本方針)」は次のとおり。

1. ぱちんこ遊技機について
①検定期間内については、中古機移動や売買等、通常の取り扱いとすることとする。
②認定申請については、原則として行わないこととする。ただし、平成27年3月31日(東京都公安委員会基準)までに検定を取得した機種については、現状、ホールに数多くの該当機種が設置されており、認定が認められなければホール営業に大きな影響が及ぶことから例外とする。

2. 回胴式遊技機について
①検定期間内については、中古機移動や売買等、通常の取扱いとすることとする。
②認定申請については、原則として行わないこととする。ただし、平成27年3月31日(東京都公安委員会基準)までに検定を取得した機種については、現状、ホールに数多くの該当機種が設置されており、認定が認められなければホール営業に大きな影響が及ぶことから例外とする。

3. 各ホールにおける設置比率の目標値について
【ぱちんこ遊技機】
新基準(確率下限1/320)に該当しない遊技機が、現状、設置台数全体の40%程度であることを勘案し、平成27年12月1日を基準日として、次に定める数値を下回ることを目標とする。
①平成28年12月1日…設置台数の30%以下
②平成29年12月1日…設置台数の20%以下
【回胴式遊技機】
新基準に該当しない遊技機が、現状、設置台数全体の70%程度であることを勘案し、平成27年12月1日を基準日として、次に定める数値を下回ることを目標とする。
①平成28年12月1日…設置台数の50%以下
②平成29年12月1日…設置台数の30%以下

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