「部下指導に失敗する上司×成功する上司」 ―部下指導に失敗する上司は、「失敗するな!」と否定形で命令する。部下指導に成功する上司は、具体的な行動レベルで指導し、肯定形で命令する―

社員研修のオーソリティ・藤崎敏郎が伝授する人財育成の真髄 第31回

「部下指導に失敗する上司×成功する上司」 ―部下指導に失敗する上司は、「失敗するな!」と否定形で命令する。部下指導に成功する上司は、具体的な行動レベルで指導し、肯定形で命令する―

「飲酒運転はするなよ!」と言われると、実は頭の中では飲酒運転をしている姿をイメージしてしまいます。人間の潜在意識は否定語を理解できないのです。だから、例えば、毎日、「飲酒運転はしません!」と唱和していると、「飲酒運転! 飲酒運転! 飲酒運転!」と潜在意識に飲酒運転のイメージを焼きつけていることになります。すると、いつの間にか飲酒運転を実際に起してしまう人がいるかもしれません。

他にも事例をあげましょう。「踊っているクマを想像してはいけない。考えてもいけない。踊っているクマのことを考えるな! 絶対に踊っているクマのことを考えるな!」これだけ考えるなと言われても、考えてしまうのではないでしょうか。考えるなと言われると、そのままイメージしてしまうのです。

もう一つ事例をあげましょう。「赤いタコのことを考えてはいけない。赤いタコのことを考えてはいけない。赤いタコのことを考えてはいけない」こう言われると、赤いタコのことを考えてしまうでしょう。

だから、部下に対する仕事の命令の時には注意が必要です。「今度の会議での社長の前でのプレゼンは絶対に失敗するなよ!」と上司から言われると、部下は失敗のイメージをしてしまうのです。社長の前で緊張して言葉が詰まってしまい、社長から怒られているイメージになるかもしれません。すると、本当にそのような結末になる人もいます。

人前で話をするのが苦手な人は、すぐに失敗したイメージを持つ習慣があるからです。「失敗するなよ」と言う言葉は、それをイメージさせることになります。この場合は、「今度の社長の前でのプレゼンは成功させよう!」と言うと、成功イメージを持ちやすくなります。素晴らしいプレゼンをして社長から褒められているイメージを持つことができる人もいるでしょう。

ところで、自立型人材タイプは、自分自身で否定語でなく肯定語を使うことが得意です。それにより、楽観的に成功イメージを持つことが得意なのです。例えば、根拠のない肯定的イメージでもいいのです。「前もできたし、これくらいの仕事は簡単にできるな」、「これくらいちょろいな」、「うまく行きすぎて、上司がびっくりするかもしれない」などです。

 

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カテゴリー: パチンコ,人材教育

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