「部下指導に失敗する上司×成功する上司」 ―部下指導に失敗する上司は、聞く。部下指導に成功する上司は、聴く―

社員研修のオーソリティ・藤崎敏郎が伝授する人財育成の真髄 第77回

「部下指導に失敗する上司×成功する上司」 ―部下指導に失敗する上司は、聞く。部下指導に成功する上司は、聴く―

話のききかたには2種類あります。次の二つです。

1.「聞く」~相手の話を耳に入れていますが。相手の表情や意図をきちんととらえていないきき方です。このようなきき方では、相手の本音をききだすことはできません。

2.「聴く」~相手が話しかけてきたら、きちんと向き合い、相づちなどを打ちながら、話を最後まで理解しようとするきき方です。単なる話の内容や事実ばかりでなく、相手の感情までも理解しようとする態度が必要です。

相手の話をきくときには、「聴く」姿勢でなければなりません。「聴く」ためには、相手の身になり、相手の目を通して、その世界を見ること、つまり相手とともに考え感じることが必要です。これを「共感的理解」といいます。「共感的理解」をするためには、相手の立場からものごとを見るとともに、相手に対しても相手の立場からものを見ていることを伝えなければなりません。この際のポイントをあげると ① 相手の感情・思考を理解して受け止めること、 ② 相手の感情・思考の引き金になった背景・状況を理解すること、 ③ 理解していることを相手に示すことなどがあります。

話を聴くために実践するための5つのポイントがあります。

① 批判的・忠告的態度を捨てる
批判や忠告は、本人を自己防衛の殻に閉じ込めてしまいます。

② 本人の言っている意味全体を聴く
本人の言っていることの「事実」と「感情」の両方をしっかりと受け止める必要があります。「事実」を受けとめるとは、本人の言っている内容を正しくつかむことです。これは、自分の言いたいことや考え方をひとまず脇において聴くことによって可能となります。感情を受け止めるとは、言葉の背景に潜む本当の気持ちを理解することです。これは、本人の気持ちになって聴くことよって可能となります。

③ フィードバックを用いる
フィードバックとは、本人の行動から推測される意味を自分なりの言葉で要約し、確かめることです。事実のフィードバック、感情のフィードバック、要約のフィードバックなどがあります。うなづきや相槌もフィードバックになります。

④ 言葉以外の表現にも注意する
コミュニケーションで伝わる内容のうち、言葉で伝わることはごく小さな部分にすぎません。言葉以外の、声の質や大小、イントネーション、表情や身振り手振りなどによって、多くのことが伝わってきます。

⑤ 感情の高ぶりをおさえる
本人の話をきいて怒ったり、不機嫌になっているような人は、とても積極的傾聴ができる状態にあるとはいえません。感情的になってしまったときには、一呼吸おくか、あるいは自分がなぜ感情的になったかを考えます。

 

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カテゴリー: パチンコ,人材教育

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