第148回 【播磨の国=その後の、姫路市(北部)篇 快進撃の企業と迎え撃つ姫路の王者】

小森黄門ちゃまの業界漫遊記 第148回

【播磨の国=その後の、姫路市(北部)篇 快進撃の企業と迎え撃つ姫路の王者】

 

約一年半前のこの『漫遊記(100回)』の記念号で姫路を取り上げて以来の姫路詣出じゃな。

あれからまた姫路は、また一波乱じゃ。
時系列で5年間位を改めて振り返ってみると、
ⅰ)「マルハン姫路野里」(1200台)   2014年 8月G.O.
ⅱ)「キコーナ姫路」(816台)     2014年12月G.O.※元かの有名な「Saloon」を買収
ⅲ)「Venus Gallery姫路白浜」(720台) 2015年6月G.O
ⅳ)「GET GET姫路本店」(828台) 2016年G.O.➡2017年春閉店➡「D‘station」(903台)に!
ⅴ)「TOP ONE姫路大津」(720台)   2016年11月G.O.
ⅵ)「D’station姫路」(903台)    2017年12月G.O.
と、毎年大型の新規店舗が出来ちょる。

一方で完全閉店した店も結構あってのぅ。
「ドリーム」
「国際グランプリ」
「コクサイ神屋」
「リゲル飾磨」
「リゲル姫路」
「Ray’s Park」と、6店舗が閉店に追い込まれておる。
もっともこのうち「Ray’s Park」の方は、近々某有名チェーンへと“変身”する可能性が噂されておるが・・・。

 

❶ 今回の姫路巡察の目的は「GET GET」から「D‘station」へと“変身”した事の影響度合いをしかと見極める事に在る。
姫路とひと言で云っても大変広くて、営業中の店が49店舗も有る故、とてもいっぺんに見て廻れるものではない。
それ故ワシの独断と偏見で気に成る店だけを取り上げる事とする。
上記店舗の中ではⅵ)とⅰ)の比較が主要な比較ポイントと成ろう。

ⅵ)【D’station姫路】(903台)
・倒産した岡山の「GET GET」の債権回収のカタに大都どのが物件を取得し、それをDステ殿が賃借するという出店形態。Dステにとっては“悲願の”関西初進出と成る!
・12月28日に九州(長崎・福岡)で12店舗を同日グランドオープンさせた翌日の開店と云う事で、幹部の配置が円滑に行くのか?に重大な関心がある。
・最大御関心は、スロット5.0号機の認定作業の真っ最中の事とて、果たして人気のあって粗利も稼げる注目機が果たして残っているのか?にある。幸いにして営業権の吸収分割契約により、従前設置者の「GET GET」の機械がそのまま残っていて使えるようじゃ!
・従前の「GET GET」の設置台数828台を、更に増設して903台でのグランドオープンと成った。
・最大のライバルと成る超繁盛店の「マルハン姫路野里」(1200台)まで3km以内と云う近さで、台数もマルハンよりも300台近く少ない中で、果たして上手く行くものなのか?
・設備はDステ“定番”の〈ダイコクフル装備〉なのか、或いは大家の大都の関係でダイコク以外なのか?

ⅰ)【マルハン姫路野里】(1200台)
・「Dステ姫路」を如何に“迎え撃つ”ものやら?出来て3年4カ月の繁盛店先輩としての栄光をいかように維持していくのか?
・集客“決戦”の柱と成るスロット台数を480➡520台に増やして、新店Dステの415台よりも100台上回っていることが、どう作用するのか?

以上の観点に、関心ごとは全て集約されると考えられる。

 

━強豪のぶつかり合い━

 

❷ 巡察しておる今日8日は〈成人の日〉と云う事で、或る意味“正月商戦”最終日という見方ができるかも知れぬ。
※いったいいつの間にやら〈成人の日〉がこうなってしもうたのじゃ!?
ワシにとっちゃ〈成人の日〉は1月15日と決まっちょるが!因みに来年の成人の日は1月14日じゃと!? フザけるのも休み休みにせい!無理やり3連休にせんが為に姑息なカレンダー操作をしおる今の国会議員共には、呆れてモノも言えぬわ。

 

さて早速「Dステ」殿からじゃが、オォ650人は打っておるではないか!潰れた店を引き継いだにしては上々の出来栄えと云うべきじゃろう。
場所は姫路市を東西に横断する国道2号線沿いで、
「ラッキー1BAN本店」(600台)、
「LAND MARK」(562台)、
「タイヨウ」(521台)
と続く“パチンコ街道”の東端に位置する。

鉄道駅で謂わば「御着(ごちゃく)駅」からも歩いて行ける所とでも云おうか。
この『漫遊記(100号)』でも記したが、〈御着〉と聞くと最初に浮かぶのが21世紀に成って早々に撤退した「マルハン御着店」である。
いわば“旧いマルハン”時代を象徴する店舗で、今も健在な「マルハン姫路店」と共に、昭和50年当時のマルハンの西の最果ての店舗であった訳じゃな。
それを思うとまた感慨ひとしおである。

もう一つ〈御着〉と云うと忘れちゃならんのは、ここがNHKの大河ドラマ『軍師官兵衛』で取り上げられた黒田官兵衛の故郷ということじゃ。
また歴史的には、市川橋の東詰めには宮本武蔵を慕って岡山美作から追いかけて来た“おつう”殿の銅像もひっそり建っておるぞょ。

 

さて具体的な「Dステ」と「マルハン姫路野里」との比較をして参ろうか。
商品である機械での比較は以下の通りじゃ。

【D’STATION姫路】
《ぱちんこ》
真・北斗無双(81台)、大海4(41台)、沖海4(21台)、真・花の慶次2(20台)、ガンダム(18台)等々・・
《スロット》
バジリスク絆(24台)、GOD凱旋(32台)、HADES(10台)、番長3(41台)、ジャグラー系(計122台)、ハナハナ系(計33台)、まどかマギカ2(14台)、聖闘士星矢(8台)等々・・

【マルハン姫路野里】
《ぱちんこ》
真・北斗無双(52台)、沖海4(80台)、大海4(20台)、牙狼GOLDSTORM(40台)、真花の慶次2(40台)、ガンダム(20台)等々・・
《スロット》
バジリスク絆(24台)バジⅡ(5台)、GOD凱旋(25台)、HADES(11台)、サラリーマン番長(9台)、北斗転生(5台)、北斗強敵(5台)、初代まどかマギカ(9台)、モンハン月下(9台)、
番長3(35台)、ジャグラー系(計108台)、ハナハナ系(14台)、沖ドキ30(24台)、星矢(4台)等々・・

という塩梅である。
どうじゃ、これを見ただけでも“ガップリ四つ”の水入り相撲の様じゃと思えぬか?
まさしくDステ殿は、関西初進出と成るに当り、十二分にライバル店を研究為された跡が窺えるではないか!
因みにこの「Dステ姫路店」、遊技台関連設備はDステ“定番”のダイコク電機仕様ではない!
やはりこのあたりは大家であられる大都殿の御要望が加味されちょるのかのぅ(笑)。

 

❸ まだまだこの姫路報告書では深く突っ込まねばならぬ所が仰山あるわぃ。
されど姫路に“ぱちんこ店”は多し。
とても総括的に触れてゆく訳には参らぬ。
特に前回(100号)で記したように、福岡からこの姫路に多店舗展開されておる、㈱イクティス=「VENUS GALLERY」グループ5店舗の合計台数3,054台との絡みとかは、また次の機会にさせて頂く他あるまい。

ただワシの独断と偏見で気に成る店が一つだけある。
姫路市の南部の飾磨地区にある「人生劇場」という216台の“甘デジ専門店”じゃ。
何気に地味じゃがこの『マキウラグループ』は市内に複数店舗を展開されてもう40年にもなられる。
超大手の相次ぐ姫路進出の中にあって、押し倒される事なく着実に店舗を一つずつ増やしてこられた訳じゃ。
大手の動きばかりに眼を奪われるのではなく、かかる中小企業の堅実な動きにも礼賛を表して、この姫路を去る事と致そう。

今回も帰りの新幹線の中では、前回と同じ「ねのひ弁当」をつつきながら江戸まで参ろうか。
いやぁ、新春の富士山が車窓から観えるのが楽しみじゃ。

 

▼元GETGET跡に出店した[D’STATION姫路店]

▼姫路の王者=[マルハン姫路野里店]

▼Dステに最も近く影響も色濃い[タイヨウ]

▼姫路の海側でイイ味出して生き残る、その名も[人生劇場]

カテゴリー: パチンコ,マーケティング,注目ホール,注目市場

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