第181回 【下総の国=船橋市その(1) 篇 千葉県第二の大都市をじっくり巡る】

小森黄門ちゃまの業界漫遊記 第181回

【下総の国=船橋市その(1) 篇 千葉県第二の大都市をじっくり巡る】

 

 

今日は船橋まで脚を延ばして、秋の空気を存分に吸って體を鍛えると致そう。
特段何か新店ができたという訳でもない。
ただこれまで一度も船橋については巡察記をモノしなかった事に今更ながら気付いたからじゃ。

船橋市と申さば、人口636,000人の大都市で、千葉県内では千葉市に次いで人口が多く、千葉市へ勤めに行くよりはむしろ東京へと向かう方が多いと云った方がよかろう。
遊技場の方も盛んで、市内全域では実に43軒も営業店舗が存在する。
市の西部(東京都寄り)には、JR武蔵野線、東武野田線が市を縦断しており、市の東部(千葉市寄り)には新京成線、東葉高速鉄道が縦横に走り・交差しておって、それら各線の沿線は全て巨大なベッドタウンという街じゃ。

こりゃとてもじゃないが一度に船橋市を巡回する事は不可能じゃな。
ならば今回は、市の東部の習志野市、八千代市と境界を接するあたりにカタマる遊技場マーケットから取り上げる事に致そう。
〈2回目〉は市の東部の、市川市、鎌ケ谷市と境界を接するマーケット、
〈3回目〉はJR総武線から南の東京湾側のエリアという具合に、3回に分けて船橋市を堪能しようではないか。のぅ《ふなっしー》くん殿。

 

 

❶ 大手町から東西線→東葉高速鉄道と乗り換えなしで電車に揺られて《北習志野駅》に到着じゃ。市の東の拠点駅じゃな。

ここから四方八方の住宅地にバスが出ておる。
またここから津田沼駅にかけては《日大・日大高校》のキャンパスが何カ所も点在しており、この学生にとっては東京へも近いし、誠に恵まれた環境じゃのぅ。

この日大キャンパス群のど真ん中に広大に広がるのが《陸上自衛隊習志野演習場》である。
自衛隊最強と云われるパラシュート空挺部隊の演習場じゃ。おったまげるのぅ。
こんな住宅・商業地のど真ん中にこんな演習場があるとは!と云うよりか、逆に演習場の周りにどんどん住宅地が出来ていったというのが本当のところなんじゃが(笑)。

しかしこの辺りは微妙に《八千代市》と《習志野市》に接しておって、船橋市なのに住居表示地名は〈習志野台〉やら〈習志野3丁目〉とか云うから訳が分からんんのぅ。
そこでこの界隈の遊技場を列挙してみると、

➀「遊技座」(P館341台、S館144台) ※地元船橋企業。最古参店舗か。
②「TEXAS北習志野」(195台)     ※本社大阪市の「TEXAS」の店。1996年新規出店
③「平楽会館」(372台)        ※本社小田原市。
④「トワーズ船橋」(704台)      ※本社青梅市。2005年12月新規出店
⑤「SLOTスーパーZX(ゼクス)」(S386台)※地元船橋企業。2014年出店(元:山一ホール)
⑥「RISING習志野」(640台)   ※本社神戸市。2007年8月出店(元:銀の鈴)
⑦「ミリオン習志野」(720台)     ※本社徳島市。2010年4月全くの新規出店

の計7店舗が、カタチ上、《船橋市》側のパチンコ屋ということになる。
じゃが、この7店舗の北側には

⑧「サンシャイン西八千代」(456台)
⑨「マルハン八千代緑が丘」(1122台)
⑩「D’station八千代」(838台)

という八千代市の3軒がデ~ンと腰を下ろしている。
更に7店舗の南側にはかつて何かと話題になった

⑪「マルハン習志野」(928台)

がドッシリと腰を落ち着けておる。

驚くべきことに地図を広げてみると、(北習志野駅近くの➀②③以外の)④~⑪の8店舗は、あたかも“中央地溝帯”の如く、縦一直線に並んでおるではないか!
将に、⑧⑨⑩の〈木下(きおろし)街道〉と、⑤⑥⑦の〈実籾(みもみ)街道〉とが、④の「トワーズ船橋店」を蝶つがいとして繋がっておる訳じゃな。
今の今まで、こんな単純な事実に気付かなんだワシも迂闊じゃった。

 

 

❷ さてと④⑤⑥⑦の稼働の方は、現在いかほどの具合に成っとるのじゃろうか?
まずは④の「トワーズ船橋」から。

この店で思い出されるのは2009年夏に店を覗いた時の事である。
当時初代「牙狼」が2BOX入っておって、それはそれは凄い事に成っておった映像が未だにこの網膜から離れておらん。
あの熱狂的なお客の中にはおそらくすぐ傍の陸自空挺部隊の屈強なアンちゃん達も居った事であろう。
勿論今はそういったパチンコMAX機も全て無くなってもうて、落ち着いた塩梅じゃ。
ただ、当時からブイブイ云わせておった店の名残りは十二分に今でも感じられる。

 

⑤のスロ専「スーパーZX」は前回ここを見て廻った際には、うっかり素通りしてもうて、今回が初めての視察となる。
どれどれ、ウヌ!けっこうお客を集めとるではないか。

スロ専にしては随分と立派な造りじゃな~と思いフト考えたら、実はここは元:徳山殿の「山一ホール」じゃった。
山一ホールはいま全てのパチンコ店をヤメテしもわれたが、2000年頃までは千葉県下有数の店舗数を誇るチェーンであった。
徳山殿とは赤坂のクラブで一緒に飲んだこともあるが、今どうなされているのじゃろう(笑)。
⑥の「RISING」も想い出深い店じゃな。
2007年と云えばRISING=㈱カネマツ殿は、青森と北海道で20店舗以上展開されておって、札幌の苗穂やら清田にも続々と新店を出されておった。
そして遂に仙台の2店舗を皮切りに、関東の最も“オイシイ”船橋にまで北から“降りて来られたか!”と感じさせたのが、この「習志野店」であったからじゃ。
ちょうど当時SLOT4号機の撤去時期と重なってもうて、最初は苦戦気味じゃったが、パチンコの海物語を始め、パチンコ部門はバリバリの高稼働じゃった事を記憶しておる。
船橋市内に本格的な大型のカーパチ店を出されたということで、結果的には大成功為されたわけじゃ。

しかし今日覗いた感じでは、往時の面影は薄くなってチト寂しい感じがする。
㈱カネマツ殿はこの習志野店を最後に、その後11年間全く新規出店を停めておられる。
最近では仙台の2店舗も閉店為され、うち1軒はパラディソ殿に売られてしもうたというから、ちょっと元気が無いのぅ。
これではきっと次の「ミリオン」がその分逆に客が増えとるのではあるまいか。

 

という訳でいよいよ⑦「ミリオン習志野」じゃ。

ここは何かの工場であった場所を土地ごと買われて一からの立上げ新規店じゃ。
コストもかかっておるが、3000坪以上は有ろうかという敷地にユッタリと720台の設置台数でエリア一番店じゃ。
ワシがここを覗くのもかれこれ4回目となるが、観るたびに稼働が伸びておる気が致す。
派手な事は為さらぬオーソドックスな営業スタイルじゃが、オープン当初散見された欠点を一つずつ改良され、今はなにやら“王者”の貫禄じゃな。

ミリオン=ノヴィル㈱殿が徳島からはるばる関東に出店為された最初の店は、ここから約4km南の幕張の海岸近くの『SEEDS』(720台)という店であった。
まさに関東の“種”となるという意味も込められた名前であろう、このSEEDSを出されたのが2004年の事じゃから、その6年後に勇躍、船橋に2号店を出されたという訳じゃな。
こういう尻上がりに良く成っていく店を観させてもろうて、何やら気持ちが晴れやかになるのは嬉しいもんじゃ。

 

 

❸ 今回は何かと江戸おもてで所要が有って、八千代の⑧⑨⑩の3店とか、習志野市の⑪のマルハンとかまで脚を延ばす時間はとれぬ。
返す返すも口惜しいことではあるが、ご勘弁願いたい。
まだ船橋シリーズは、あと2回残っておる故、次々回の3回目あたりで、再度⑧~⑪の各店を覗かせてもらうと致す。
秋晴れのなか、少しく歩いて體の凝りも取れた気がするわ。ではさらばじゃ。

 

▼386台の大型スロ専として大健闘の「スーパーZX」

▼一番店のポジションは取られたものの、健闘する「RISING習志野」

▼船橋市東部エリアで一番店の風格の「ミリオン習志野」

カテゴリー: パチンコ,マーケティング,注目ホール,注目市場

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