【常陸の国=つくば市:篇】、つくばエクスプレスによって成長したつくば市のP市場を検証

小森黄門ちゃまの業界漫遊記 第75回

【常陸の国=つくば市:篇】、つくばエクスプレスによって成長したつくば市のP市場を検証

最近、浪速方面によく出かけるもんじゃから、奥が最近ワシを疑いの目で見おる。そこで今日は水戸から一日で帰れる「つくば」の巡察に切り替えることにした。女の焼きもちは根が深いからのう、当面熊本の細川殿への陣中見舞いには行けそうにないのう、ヤレヤレ。

でもなぁ、格さん。筑波山麓では1300年程前の万葉の頃、「歌垣(うたがき)=歌掛き(かがい)」という風習が有ってのぅ、年に一度、田植え前の今頃、近隣の村々から男女が山麓に集まってめいめい歌(五七調)を掛け合い、意気投合したカップルが褥(しとね)を共にすると言う、素晴らしき風習が有ったのじゃ…。なんとおおらかで奥ゆかしき風習ではあるまいかのぅ。

どうも、この起源はミャンマー、タイ、ラオスの国境地帯、例のゴールデントライアングル地帯の少数民族に由来するらしい。あの地帯は日本にも伝わった納豆文化の発祥らしいゆえ、納豆と一緒にわがヤマトにも伝搬してきたのやも知れぬわい。どうりで水戸が納豆の名産であるのも、故アリというわけか、ガハハ。

此度(こたび)の巡察の目玉、「BIG MARCH学園の森」

❶ つくばは、バブル真っ最中の昭和62年(1987年)に3町1村が合併によって誕生し、その後2町が加わり、つごう6町村が合わさってできた市である。出来た当初は人口11万人の寄合い所帯という感じじゃったが、30年経った今、人口は二倍の22.8万人に成っておる。このうち7,200人強が博士号を持っておるというし、外国人研究者も7,500人程住んで居るというから驚きではないか! こんな知的水準の高い者どもが果たしてパチンコやるのかのぅ。また、合併前の昭和48年(1973年)に、旧:桜村に「筑波大学」が、旧:東京教育大学が移転するカタチでできておる。その第一期卒業生たちは、もう60歳になっておるんじゃなぁ。

11年前の平成7年には「つくばエクスプレス」も秋葉原と結んで開通しおって、何とつくばからアキバまで快速で36分というから、驚くではないか! そん代わり、電車賃は1,190円と驚くべき運賃であるが(笑)。

❷ どっこい、つくばのパチンコ屋はちゃんと入っておるではないか。今回の巡察の目玉は4月29日に初開店した「BIG MARCH学園の森」(821台)じゃ。研究学園駅から北へ車で5分、サイエンス大通りと県道土浦境線の交差点に位置しとる。行く手前にCOSTOCOとやらも出来ておって、今後10年位で色々商業施設もできてきそうな立地じゃ。近くには国土地理院の巨大なパラボラアンテナも見えておるし、「ジャンジャンデルノザウルス」も車で2分じゃ。皆の者よく聞け、この国土地理院は実はエクアドルで起こった地震情報なども真っ先に収集しとるのじゃ。GPSを使った地面のズレなども正確に観測しよる、まさに日本国土の監視役である。ここの巨大アンテナを見ながら店に近づくというのも不思議な気分かもしれぬな。

Pマーケットとして十分に成長してきたつくば市

❸ ところで、このつくば市には「REITO」殿の本社と、「MARCH」殿の本社とが共に位置しておるのを知っておるか? これまでREITO殿が市内2店、隣の土浦市に2店、守谷市1店、常総市1店と、我が常陸の国の中西部を地盤とされておった気がする。これに対し、マーチ殿の方は、我が城下の水戸市、ひたちなか市といった中東部に強力な地盤を築いておるという印象が強かった。

ところがこの度のマーチ殿のつくば3店目の出店によって、市内では2:3の店舗数と成った。やはり両社とも本社がこのつくばに在る故、やはり意地とメンツがかかっておるのじゃろう。

いやもしかして、そろそろつくば市もPマーケットとして十分成長してきたという証なのかもしれぬぞ。というのもこの1月に泣く泣く出店を取りやめざるを得なくなった「ガーデン流山おおたかの森店」のことが気になるからじゃ。あれなども、つくばエクスプレス(TX)沿線上がP出店の候補地として成長してきたことの証しじゃからと思っておる。更にTX沿線上では、隣の守谷市において2ケ所、「MGM=一六商事」殿が(既存のさくらんぼグループ店を買収されて)出店される。

20年前に守谷に「さくらんぼ」殿が2ケ所で出店された時は、新興住宅地で住宅ローンもたんまり残っておって、遊技場は時季早尚か、とも言われたもんじゃが、今はローンも終わって丁度良い頃合いなのでは有るまいかのう。とまれ、つくばにもそろそろ風が吹いて参ったという事かのぅ。そういえば、2年程前だったか、旧:Mrパチンコ跡に、大分あたりから「キングイーグルス」とかが市の西南端に出店しておったことも、こうした一連の動きと関連付けて考えてみるのも良いかも知れぬ。

つくば市南部の覇権争いは…!?

❹ さて、目を南に転じて、つくば市南部もついでに巡回しておこうぞ。ここには「REITOつくば」(807台)、「BIG MARCHつくば本店」(746台)、「マルハンつくば」(800台)、「オークラWIN」(320台)、「金馬車つくば」(480台)、「slotスパーク」(195台)、少し離れて「ZENTつくば」(510台)、「キングイーグルズ」(654台)、そして(土浦市に入ってしまうが!)「AMZつくば南」(737台)の9店舗が覇を競っておる。特に最初の6店舗は、旧;谷田部町の中心部にあたることから、「つくば駅」より北側とは別の商圏を形成しておるのではなかろうか。またこの辺りには進学校として、またラグビーでも名を馳せた茗渓学園高校も位置しとる。

「マルハンつくば」については、昔出店した当時は560台じゃったが、その後造り直して800台にし、一旦712台に減台し、そしてまた800台とされて、マーチ本店、麗都つくばと覇を競っている。この台数の変遷が興味深いわい。

もうひとつ。このど真ん中につい3年程前まで「イーグル」が有ったことを忘れてはなるまい。完全にこの上横場エリアの“戦争”に敗退しての撤退じゃったが、その後札幌の美山殿は神奈川の秦野で見事この雪辱を果たされたことを、多くの人は忘れてしまっておろう。これも今日の感慨の一つじゃ。「金馬車」殿も、そのうち「キコーナ」という屋号にいずれ変換されるのであろうしな(笑)。

カテゴリー: パチンコ,注目ホール,注目市場

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