【伊勢の国=伊勢市 (続編) P店にとってもパワースポット!?日本のふるさとを巡る】

小森黄門ちゃまの業界漫遊記(127)

【伊勢の国=伊勢市 (続編) P店にとってもパワースポット!?日本のふるさとを巡る】

 

また一年以上ぶりのお伊勢じゃ。
去年の三月の漫遊記では伊勢神宮にまつわる大いなる謎を解き明かすヒントの一端を披露した積もりじゃったが、殆どの人はそれに気づかれなんだであろうのぅ。
今回の伊勢の旅は、堅い話しは抜きにして核心の遊技場巡察を駆け足でして参ることに致そう。
なにせ、これから更に名古屋の大須観音まで参らねばならぬからのぅ。

 

❶伊勢と云えば伊勢神宮じゃ。
内宮と外宮は誰でも知っちょるじゃろうが、実は伊勢「神宮」には全部で125社が有って、“伊勢神宮”は謂わば通称じゃ。
JR参宮線の南側のあちこちにそれらは点在しておるが、今回は残念ながらお預けじゃ。
遊技場の方は逆に、殆どが参宮線より北側~海側の国道23号線にかけての“旧:御薗村”に広く分布しておるから回るのに好都合というものじゃ。
何を隠そう、ヒトが集まる沿道商業という点では、旧:伊勢市ではなくて、この御薗村こそが賑やかなロードサイド銀座を形成しておったわけなのである。

 

去年4月16日にグランドオープンするという「パラッツオ伊勢」を、その1カ月前に下見しての漫遊記であったが、オープンしてからは世事にかまけて営業を見に行けなんだわぃ。
今回浪速の天神祭りの帰りに寄る事が出来たからホットしておる。
それにしても近鉄特急と云うヤツは大阪難波から伊勢市まで1時間40分で繋いでおる。
伊勢市から名古屋までは1時間30分弱じゃから、伊勢は“関西圏”と云っても良いのかもしれん。

 

それはさておき早速遊技場の巡察開始じゃ。
まずは主要な4店舗が固まっておるイオンタウンのららぱーく周辺から。

 

━三つ巴の様相を制する店舗は━

 

ⅰ)「パラッツオ伊勢」(745台)
スーパーマン➡TENICHI(天一)➡パラッツオと変遷した問題の店じゃ。
立地条件的には抜群じゃ。
ただ欲を言えば敷地がもう1,000坪広ければ申し分ない。
パラッツオ殿もそこは心得て居られて、天一殿では無かった立駐をこさえられた。
伊賀者からの情報によると、昨年4月のグランド~9月位までの半年は、稼働率と集客人数で《伊勢・玉城地区》でトップを走っておられたようである。
よほど“玉の還元”の旨い店長が現場に居られたのじゃろうと推測される。
しかるに“還元度合い”を通常にされてからは稼働率を60%→50%→40%→30%と落としてこられた。
これじゃいかん!ということで昨年秋過ぎからは《新台・低貸専門店》という看板を下ろして、4円パチンコと20円スロットを主体にした店に“変身”されたようじゃが、低玉でのイメージが強烈だっただけに、お客の“とまどい”の色は隠せない様に見ゆる。
今は稼働状況も厳し目で去年の“栄光”の影はすっかり見えなくなっておる。

 

ⅱ)「マルハン伊勢」(560台)
今年GW前の4月27日に待望の伊勢進出を果たされた。
隣の松坂市でもライバルのダイナムと踵を接する距離でしのぎを削っておるが、ここ伊勢でも何と!
「ダイナム御薗」(480台)が見える場所に陣を構えたではないか!両雄の距離は直線に直すと200m。
こういうのを見せつけられると(茨城の古河もそうじゃったが)暑いのにようけ熱くなるではないか。
いっぽうこの新店のマルハン殿も、あえて台数規模で勝負しに来るのではなく、平日の《伊勢・玉城エリア》の稼働を事前に分析して手堅く出店為さったように思える。
調べると三重県内のマルハン8店舗のうち超激戦区の四日市北だけは810台なのじゃが、あとは押しなべて480台か560台かであって、県内の“王者”=キング観光殿の様に1000台(サウザンド)を“今のところ”狙いに行かないという手堅い戦略をとっておられるようじゃな。
そして稼働の方じゃが、マルハンのブランド力と新しさの力で、平日ピークで5割稼働は取っておられるようじゃ。

 

ⅲ)「ダイナム御薗」(480台)
去年4月にパラッツオが“新台低玉専門館”として出店してくるまでは、間違いなくエリア最高の稼働率をず~っと続けて居った“隠れた名店”じゃ。
恐らく岐阜、愛知、三重の3県のダイナムの中では常にトップの業績だったのではあるまいか。
なにせちょっと前までは“低玉貸し無し”で、新台はバンバン多数台入れてくるし、半端じゃない安定感じゃった。
我が国のパチンコマーケットが(特に地方では)低玉貸しに振れてくる中でのパラッツオ進出であったゆえ、さすがの不動のこのダイナム御薗店もちょっとそちらの方を向いたお客が少し離反していったようじゃ。
それでも平日はまだ4割稼働を維持しとるから、ちょっとやそっとではこの安定感は失われることはあるまい。

 

以上、この3店が国道23号を挟んで「三つ巴」の混戦模様であることを確認できて満足じゃ。
※あと1店、この交差点にある「RALLY」殿があるから、本当は「四つ巴」というべきであったことをお許し願いたい。
勿論「キング観光伊勢店」(692台)にもご挨拶せにゃ成らんとこじゃが、ここから更に4kmほどの道のりになる。
歩けば確実に熱中症になる故、堪忍して頂くことと致そう(笑)。

 

❷ じつは上記3店舗の鍵ともなる「新開北」の交差点から約1km西の国道23号沿いに「はわい御薗」(503台)の建物が威容を誇って居る。
夜ともなれば一番目立つのはこの「はわい」じゃ。
元:三重県遊協の理事長を長いことやられてた山下健次氏のお店であったが、ご高齢になられたせいか、全店やめられてしまい、この御薗店は志摩市を地盤とする「ハワイ」殿が取得されたようである。

 

本来であればあと1km頑張って歩いて行くべきなんじゃが、なにせ朝10時で気温33度、湿度75%じゃけん、ここいらでバスで伊勢市駅まで戻らせてもらいたいわぃ。
10年前じゃったらシャツをびしょ濡れにしてカンカン照りの中を1時間でも歩いたもんじゃが、最近は熱中症とやらに気を付けろと医者が云うものでな。
そこで代わりに伊賀者に見に行かせたところ、どうも2割ぐらいの稼働で苦戦しとるとのようじゃ。
それこそ15程前当時の山下理事長に呼ばれてお邪魔した時には、当時できたての「キング観光伊勢店」(現692台)に全くひけをとらず人が入っておったもんじゃがのぅ。
あ、またしてもこの伊勢で“もののあわれ”を感じてしまったわぃ、いかんのぅ。
あっ、暑さで頭から汗が噴き出して「RALLY」(パチンコのみ300台)を通り過ごしてしもうたわぃ。
ご無礼仕った。
パラッツオ去年3月の巡察の時は、はたしてパチンコ低貸し専門店としてどう生き残っていかれるか?
と、たしか記したと思うが、パラッツオ殿が「新台・低玉専門館」の看板をさげてしもわれた今日、「オール1円パチンコ館」として生き生きされておるのではあるまいかのぅ。

━指示人口僅か6人のエリアに出店する意味━

❸ 伊勢市はこれ位にして、伊勢と松阪との中間にある玉城町(度会郡)にも触れておかにゃなるまいな。
国道23号は市街地の中心からはずっと海側を走っているため、伊勢と松阪との生活導線としては、この玉城町を通る幹線県道を利用される事が多い。
それ故、わずか15,000人の玉城町に大手企業ばかりの4店舗で、計2,463台もの遊技台が集結しておるのじゃ。
1台当たりの支持人口は僅か6人という“とんでもない”状況の町じゃ。もっとも伊勢や松阪のモノも、玉城で開店があると普通に押しかけてくるから、見かけほどタイト過ぎることも無いのかも知れん。
伊勢市にマルハンが出店するという事で、この玉城町の4店もなんらかの動きを見せたようじゃ。

ⅰ)「WING玉城」    Pを80台減台し、スロットを80増台してリニューアル。設置台数では815台と、《伊勢・玉城地区》では最大台数規模

ⅱ)「ラッキープラザ玉城」 数週間店休をとって改装し、スロットを16台増やして計656台に。

ⅲ)「ダイナム玉城」(480台)“ゆったり館”スタイルにして4円Pと20円Sを排除

ⅳ)「夢屋玉城」(512台) 親会社のダイナムに倣うかの様に4円Pと20円Sを排除、0.5円と2.5円Pや、2円Sでダイナムと差別化を図る。

と、ざっとこんな感じじゃろう。

 

❹ この5年のうちに、最初に大阪からTENICHIが出店し、ダメになった所へ今度は東京のパラッツオが1年3カ月前に“替わりの主として”出て来られ、遂には最大手のマルハンが念願の伊勢進出を果たすという様に、“静かだった”神宮の街にも大きな波が押し寄せてきたと云うべきであろう。
三重県に出店する最大の狙いは、その営業時間の長さであろうか。9:00~24:00という15時間営業。
大晦日~元旦23時位までという所謂「オールナイト営業」は、全国のパチンコファンにとって興味の的であろうのぅ。
いやはや、前任の山下理事長、そして現在の権田理事長と、スタミナと根性のある指導者の下で、三重県はいつ参っても生き生きしとる様に感じられる。
伊勢神宮のパワースポットには敵うまいがのぅ(笑)。

 

▼パラッツオ伊勢 去年春OPEN後マルハンが出店

▼マルハン伊勢 4月27日OPEN

▼中京地区有数のダイナム御薗店

カテゴリー: パチンコ,マーケティング,注目ホール,注目市場

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