「パチンコやスロットは何が楽しいの?」と聞かれたら…

お客様と店舗を繋ぐ魅力づくりケーススタディ 第28回

「パチンコやスロットは何が楽しいの?」と聞かれたら…

ハマる遊技機は射幸性や継続率によるものだけではない

突然ですが質問です。「パチンコやスロットに、今でもハマっている人は手を挙げてください!」という質問を業界の方やホール様の研修・コンサルティングでしています。皆様はいかがでしょうか。今でも休みや仕事帰りに打ちに行くのが楽しみな方。仕事だから仕方なく打ちに行く方。パチンコは打たないけどスロットは打つ方。楽しくないのでまったく打たない方…、さまざまです。ただ、私が若い頃や遊技人口が3,000万人と言われた頃に比べると、業界の人たちでハマっている人も少なくなっているのではないでしょうか。冒頭の質問をホール様ですると、働いているが楽しそうに感じないので打たない方も沢山います。

私は、今のこの傾向に今後の取組みとなるヒントが隠されていると感じています。打つから偉いとか、打たないからダメだというものではありません。客観的に自分が『ハマらない』『楽しそうに感じない』という打たない人の視点の中にヒントが隠されています。よく、お金が無いから打てないという方がいますが、本当に楽しくてハマっているものは、少しの時間や少額でも投資してしまうというものです。今日の記事は…、メーカーさんにもお読み頂きたい内容で、ハマってしまう台というのは、射幸性や継続率というものだけではないからです。

人口動態や可処分所得、可処分時間うんぬん…、という社会背景の側面もありますが、レジャー産業の本質は『楽しさ』を提供することです。それぞれのレジャーによって楽しさにつながる価値は異なります。そこで、パチンコ業界としての楽しさにつながる価値はどうなったのか? というものですが、価値が希薄になっているから参加率が上がらないだけでなく、離反が増えたということもあります。ちなみに、昔はやれていた手法である〇〇〇〇や広告規制という理由もありますが、そこが全てでは無いということは皆様でしたらご理解されていることと思います。

打たない・打つ気になれないスタッフの視点から学ぶ

さて、打たないスタッフの視点が何故ヒントになるのか? です。打つ気になれないから打たないという当たり前のことです。これを解決していければ、もう一度お客様に『心の底から楽しい』を届けることができ、台を開発していく方向性が見えてくるというものです。何が正しいではありません。今はお客様が楽しむための価値を“仮説”として立てて、挑戦していく時代です。スタッフの人たちが、「そんな台なら打ってみたい!」と思えるような提案や商品のアピール方法、台の開発というものを業界全体で見直して新たな価値に挑戦していくこと。それが打たない・打つ気になれないスタッフの視点から学べます。

新台が入るときに、スタッフの皆様へどんな台かを説明すると思います。お客様に対するセールスポイントになりますが、この段階でスタッフの方々が楽しそうに感じなければ、お客様に楽しそうな台というのを伝えることはできません。例えば、昨今のスロット台だと、特定機種名は伏せておきますがA+RTの機種があります。サラリーマン層の方が他にこの台のメリットをお伝えすると、興味関心を持って打って下さります。高設定が入っているとか関係なく、仕事帰りの短時間でワンチャンスという遊び方をされます。これをあまり打たないスタッフの方に説明するように伝えると、「他のAタイプよりも面白そうですね!」と言います。打たないスタッフが面白そうだと感じる価値があるからこそです。

今でもハマっている人だけの視点でなく、打ちたくならない人の理由を集めてみることで、どうしたら打ちたくなるか? の違った視点のアイデア立案が可能になります。

売上が上がり(玉単価の高い台)、効率の良いお客様をターゲットにしてきたということは、そうで無いお客様を捨ててきたという厳しい視点があります。商売においての最大のリスクというものは、投資に対してお客様が支持しないというものです。多額の開発費を投資して支持されない結果になる恐怖はメーカー様しか分からないことなのですが、そこそこの評価だったものばかりの安全パイだけではヒットは生みだせません。それどころか、ますますターゲットから外しているユーザーを離反させることになります。

打たないスタッフが「打ってみたい!」「打ったら楽しくってハマってしまった!」ということを起こすためにも、同じ業界で同じエンドユーザーの方々を楽しませることを目指して、ここまで厳しくなったからこそ協力していけるのではないかと…。いえいえ、協力して盛り上げていきましょう!

 

※武内はNPOランチェスター協会認定の正式なインストラクター資格を取得しております。(ホールでは珍しい存在です)

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カテゴリー: パチンコ,プロモーション,戦略・戦術

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