【第108回】 うんこ漢字ドリルとランチェスター戦略

お客様と店舗を繋ぐ魅力づくりケーススタディ

【第108回】 うんこ漢字ドリルとランチェスター戦略

 

先週の4月19日(木)は、全国遊技ビジネス振興会様にて、【超実践!ランチェスター戦略活用術-『弱者逆転の最大の機会が今来ているのに気付いていますか!?』】というテーマで登壇させて頂きました。
相変わらず厳しい業界状況の中、ここ2年で弱者が実際にシェアアップや稼働アップの成果を上げたことを、理論と事例でお伝えさせて頂きました。(何気に大反響でした)

まったく時間が足りないという反省の中、このチャンスを活かす方法に気付いて頂けたと思います。
このコラムでも先日の内容の補足として何回かに分けて書かせて頂きます。

 

いきなりですが、大人気の『うんこ漢字ドリル』
発売から300万部突破していますが、全国の小学生は650万人程です。
一人が一冊という買い方ではなく、4年生であれば復習用で1~3年生用も購入することを考えても大ヒット商品です。

教育教材というものは学ぶために工夫が積み重ねられてきましたが、『うんこ漢字ドリル』のアイデアというか差別化の切り口は、「面白い!」と絶賛するしかありません。
子供の好きなコトと学習をくっつけた価値提案の商品といえます。
“コト視点の価値づくり”としての、コト視点は楽しい例題という、楽しい気持ちになる体験です。
そこにある『楽しい』につながる価値は、想像するとありえないコトや、想像するとイメージが面白いというギャップなどの笑える価値が存在しています。

●「   」(ようい)したうんこ五十個が、すぐに売り切れてしまった
●ぼくは、おなかに「   」(まった)く力を入れずにうんこをすることができる

このような問題が続きます。

大人が読んでいても面白いものです。
『楽しく×学ぶ×タブーに挑戦』するコトのできる体験価値の差別化を実現した商品であります。
お金を払うのは親なので、親のニーズである学習の必要性と、それを満たすための「勉強して欲しい」というウォンツを同時に実現している商品です。

 

ランチェスター戦略で言う新商品販売や新市場開拓等の基本戦略は『差別化戦略』です。
うんこ漢字ドリル(文響社)は、商品の差別化戦略です。
既存の学習教材の中で、“楽しく(笑える)”に特化した差別化価値を追求したものです。
ちなみに二匹目のどじょうでは、『まいにちおならでかん字ドリル』(水王舎)、『ハゲラッチョドリル』(宝島社)が今後どうなるかマーケティング的に楽しみです。

話を戻して、ランチェスター法則では、【戦闘力=武器効率×兵力数】という式があります。
うんこドリルの戦闘力(販売力)は、武器効率(差別化価値)を、学習教材の中でも相対的に圧倒的に高めたものになります。
私がうんこドリルを読んでも、思わず笑ってしまう戦闘力があります。
バリューとインパクトを兼ね備えた戦闘力で、発売から数週間でキャズム(顧客タイプが変わるポイント)を超え、一般ユーザーに浸透していきました。
この『うんこ漢字ドリル』で一点突破した文響社が次に取るべき戦略は、次の各個撃破を目指すセグメントとターゲティングになります。
圧倒的なNo.1商品を活用して、代名詞効果で次の展開に進めるかがこれからの注目です。

 

━興味を引く為に重要な[面白そう]と言う意識喚起━

 

これをホール営業のヒントにするとしたら、どう応用していくか。
ホールは商品を作ることが基本的には出来ないので(一部企業を除いて)、このような他社との差別化商品を自社だけが利用することはできません。
うんこ漢字ドリルのような圧倒的な差別化は出来ませんが、ヒントにするべきことは、「面白そう」と思わせることができれば稼働につながり、そうならなければ稼働しないという事実です。

『機種名・確率・継続率』の表示だけでは「面白そう」とは思われません。
新台入替をしたにもかかわらず、この「面白そう」につながる価値提案をしなければ、自社の差別化(他社との価値ある違い)を図ることはできません。
「面白そう」という気持ちを喚起するからこそ、「打ってみよう」という行動になります。
台の面白ポイント・短時間遊技でもワンチャンスの価値提案・勝ちのイメージができる台選びの方法・・・・、商品を売ることや稼働をつけるというのは、他のお店で打つよりもこのお店のこの台が良いという思われることを、相対的に差別化されている状態としてカタチにする必要があります。

何かのNo.1や、お客様に認知された差別化というものは、集客やリピートの武器になっていきます。
いきなり『うんこ漢字ドリル』のようなヒットを生み出すことではなく、自店のファンに「面白そう」から「打ってみよう」という気持ちになる価値の提案営業が、他店では稼働させられない台を稼働させる技術になります。

 

※4月19日(木)の全遊振セミナーに参加したかったが都合がつかなかった!という皆様には、当日のセミナースライドをプレゼントさせて頂きます。
ご希望の方は、【法人名・店舗名・お名前】をご記入の上、下記メールアドレスへ『全遊振セミナー資料希望』としてご依頼ください。PDFにて送らせて頂きます。
(メールアドレス)info@respect-mind.com

 

 

【ご案内】
1.ホールで徹底的に応用している『ランチェスター戦略』研修
弱者逆転していく為には必須のランチェスター戦略を、私自身が15年ほど応用して実践し、結果を出してきたものに置き換えて説明する研修です。
ランチェスター戦略の用語を理解して、パチンコ店に応用することの時間短縮になる研修です。
一から学んで実践で結果を出すレベルまで活用するには時間が掛かり、それを短縮するパチンコ店用に応用しているランチェスター戦略です。
(お問い合せ)http://www.respect-mind.com/index.php?go=QvIJzR

2.選ばれるための価値づくり(魅力づくり)の方法を知りたい方は、お気軽にご連絡ください。
価値づくりの思考技術と実践の技を短期間で身につける、『“価値づくり”人材』育成プログラム(3時間×6回)の研修を行っております。(差別化価値を作る方法)
価値から行動を考える方法を知ることで、お客様に選ばれるお店づくりが価値視点で行えます。(現場力の向上につながります)
また、価値づくりは社内でも活用できるもので、組織を活性化させる方法にも応用できるものです。
更に、増客プロセス設計(3時間×6回)では、現場で行う施策をリピートにつなげる為の活動に変えていくものになります。
(お問い合せ)http://www.respect-mind.com/index.php?go=QvIJzR

【コト生みコラムのご案内】
選ばれるお店になるための『顧客体験価値』(コト視点の価値づくり)視点でのコラムを毎週火曜日にホームページにて更新してメルマガでもお届けしております。
営業のヒントとしてご登録して頂ければ幸いです。
(メルマガ登録ページ)http://www.respect-mind.com/index.php?go=zc96GY

【無料相談のご案内】
業界と自店の未来に挑戦し、お客様に選ばれる新たな答えを生み出していく段階です。
情報収集の一環としてお問い合せ頂ければ幸いです。
※ご面談の際には、『増客プロセス設計の考え方』『コト視点の価値づくり』のご説明もさせて頂きます。
(お問い合せ)http://www.respect-mind.com/index.php?go=QvIJzR

(ホームページ)
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(アメブロ)自由気ままに、コト視点の価値づくりや人材育成について毎日更新しております。
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※武内はNPOランチェスター協会認定の正式なインストラクター資格を取得しております。(インストラクター歴10年・実践活用歴15年)

カテゴリー: パチンコ,マーケティング,人材教育,戦略・戦術

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