【第120回】 シェアアップのシナリオ作り

お客様と店舗を繋ぐ魅力づくりケーススタディ

【第120回】 シェアアップのシナリオ作り

 

 

ランチェスター戦略には【シェアアップ編】というものがあり、勝ち方の基本(ランチェスター戦略基本編)を駆使して、どのようにシェアアップしていくかを戦略立案するものです。
ランチェスター戦略の勝ち方の基本は、競争局面毎の部分部分で勝っていくものです。

どの部分で戦い、勝っていくか?
そして、どのように勝っていくか?
部分の勝ちが作れたら、次はどの部分で勝っていくか?
これらの部分を闇雲に選定して戦うのではなく、シェア分析から自店が勝てる部分を選定してシナリオを描いていくのが『シェアアップ編』です。

 

シェア分析を行う際には、ランチェスター戦略式ABC分析の考え方を土台にした表を活用します。
商圏内店舗(競合店と自店)の設置機種台数が多い順に上からシェア分析と稼働率分析をしていきます。

a.市場設置台数が多い順に、自店と他店の競争状況を把握する。(通常のシェア分析)
b.更に、その機種が市場に不足している状態か、供給過多の状態かを把握する。(需要分析)

機種ごとで分析していくと、
・勝てない機種(他店がNo.1など)
・勝敗がついていない機種(どこも僅差)
・自店が勝てる機種(自店が1位のもの)
などなど、どの機種を強化していくかというシナリオを描くための分析が可能になります。

設置機種台数が市場総台数の7割を占める機種で、上位に来ているもので勝っていくことが望まれますが、お店の市場順位や状況によって戦略シナリオは異なります。

 

━見えない数値の分析方法━

 

上記は見えている数字からの分析ですが、話題性のある新台が導入されるときは、見えていない数字の仮説を立てて戦略立案することになります。

導入前なのでどのようなシェア変動になるか分かりませんが、1番店はシェアを奪われない戦略と、更にシェアを上げる戦略の両面を考えての戦いになります。
2番店は1番店との差によって3番店からシェアを奪うのか、1番店とガチンコで戦うのかの戦略立案になります。
いずれにしても、見えていない数字の戦いはシェア変動の仮説を立てて挑戦することが求められます。

 

もう一つ、見えていない数字から仮説を立てて挑戦する方法があります。
これは何度か書いていますが、ジャンル分けして機種提案していく方法になります。

競合他店とは違う機種の打ち出し方でファンをつけていくものになります。
ランチェスター戦略式ABC分析の表に、ジャンルを加えることで検索していけるのが、どのジャンルの需要が多いのか?伸びているのか?などの分析です。
ここまで細かく表にしなくても、商圏内店舗の稼動状況を見ていけば予想はできるものですが、市場の中の需要量として見ていくと、自店で何台のコーナーであれば埋められるかも想定していけます。

このジャンル分けに関しては、自店でテストマーケティングを実施してお客様の反応をみることもできます。
ジャンルごとの体験価値提案としては、機種の特性によってお客様がどんな楽しみ方が出来るのかの提案方法です。

役モノ系や一発台のパチンコであれば、短時間勝負という体験価値提案ができます。
甘デジはコーナー化されていますが、当たり回数を楽しむ体験価値提案などがあります。

 

ランチェスター戦略の『シェアアップ編』は、パチンコ店では応用がかなり必要です。
あきらかに勝てない機種で勝とうとすれば、それなりの投資が必要になり、負けたときの損害が大きくなります。
かといって、何もやらなければシェアアップすることはできません。

美容室やラーメン店のように、お客様を絞った戦略を立てられる場合は店舗型ビジネスでもシェアアップ編が応用しやすいのですが、パチンコ店においては総需要と部分の需要の比率も重要になります。(例えば、総需要の5%しかいない顧客に絞っても商売として成り立ちません)
応用は必要ですが、社内共通の『勝ち方の戦略シナリオ作り』の考え方があると、応用アイデアや応用範囲も広がっていきます。
競合他店が戦略を駆使している前提で自店もシナリオを描き、自店のファンを増やしていく魅力づくりを勝てる場面で活かしていくことが大切です。

 

 

 

(プレゼント)
平成30年4月19日に全遊振様でセミナーさせて頂いたときのスライドをプレゼントしております。
現状の業界背景は弱者が逆転しやすい状況になっていることや、ランチェスター戦略全5編の応用ポイントなどお伝えしたものです。(スライドでは具体的な事例と方法は書いておりませんがご参考にはなると思います)
ご希望の方は、【法人名・店舗名・ご氏名】をご記入の上、書きアドレスまで『全遊振セミナー資料希望』といタイトルでお問い合わせください。
アドレス:info@respect-mind.com

 

【ご案内】3つのカリキュラム
1.ホールで徹底的に応用している『ランチェスター戦略』研修
弱者逆転していく為には必須のランチェスター戦略を、私自身が15年ほど応用して実践し、結果を出してきたものに置き換えて説明する研修です。
ランチェスター戦略の用語を理解して、パチンコ店に応用することの時間短縮になる研修です。
一から学んで実践で結果を出すレベルまで活用するには時間が掛かり、それを短縮するパチンコ店用に応用しているランチェスター戦略です。
(お問い合せ)http://www.respect-mind.com/index.php?go=QvIJzR

2.“コト視点の価値づくり”による差別化価値で、自店のファンを増やす戦術
価値づくりの思考技術と実践の技を短期間で身につける、『“価値づくり”人材』育成プログラム(3時間×6回)の研修を行っております。
価値から行動を考える方法を知ることで、お客様に選ばれるお店づくりが価値視点で行えます。(現場力の向上につながります)
また、価値づくりは社内でも活用できるもので、組織を活性化させる方法にも応用できるものです。
(お問い合せ)http://www.respect-mind.com/index.php?go=QvIJzR

3.『増客プロセス設計』で現場に戦略と戦術を落とし込みファンを増やす
増客プロセス設計(3時間×6回)では、戦略(ランチェスター戦略)と戦術(コト視点の価値づくり)を現場で行う施策に落とし込み、リピートにつなげる為の活動に変えていくものになります。
(お問い合せ)http://www.respect-mind.com/index.php?go=QvIJzR

【コト生みコラムのご案内】
選ばれるお店になるための『顧客体験価値』(コト視点の価値づくり)視点でのコラムを毎週火曜日にホームページにて更新してメルマガでもお届けしております。
営業のヒントとしてご登録して頂ければ幸いです。
(メルマガ登録ページ)http://www.respect-mind.com/index.php?go=zc96GY

【無料相談のご案内】
業界と自店の未来に挑戦し、お客様に選ばれる新たな答えを生み出していく段階です。
情報収集の一環としてお問い合せ頂ければ幸いです。
※ご面談の際には、『ランチェスター戦略』『コト視点の価値づくり』『増客プロセス設計の考え方』のご説明もさせて頂きます。
(お問い合せ)http://www.respect-mind.com/index.php?go=QvIJzR

(ホームページ)
http://www.respect-mind.com

(アメブロ)自由気ままに、コト視点の価値づくりや人材育成について毎日更新しております。
http://ameblo.jp/takeshin-map

※武内はNPOランチェスター協会認定の正式なインストラクター資格を取得しております。(インストラクター歴10年・実践活用歴15年)

カテゴリー: パチンコ,プロモーション,戦略・戦術

メッセージを残す

メールアドレスが公開されることはございません。