【第149回】 思考停止する言葉に踊らされないように

お客様と店舗を繋ぐ魅力づくりケーススタディ

【第149回】 思考停止する言葉に踊らされないように

 

 

今回のコラムは、いつもと違う視点で書こうと思います。

これからの業界を、そして自社や自店の道を切り拓いていくための重要な考え方です。
私自身も、自分に言い聞かせているものであり、普段から思考停止に陥らないように気をつけているものです。

 

 

思考停止に陥りやすい言葉というものがあります。

例えば、

「がんばります」
「気をつけます」
「努力します」

というものは、気持ちとしては大切なことを表現する言葉ですが、この言葉はその場を終わらせる言葉にもなります。
本来は、「がんばります」と部下が言ったなら、
・何を?
・どのように?
・どれくらい?
という、「がんばります」を具体的に実施するやり取りが必要です。

腕立てを10回やって成果が上がらない場合、次に「がんばる」ことは、腕立てを20回にするのか、セット数を増やすのかという具体的な行動ですが、「がんばります」で終わってしまうと次の行動に結びつきません。
思考停止に陥りやすい言葉というよりも、具体化思考が不足していると言った方がいいかもしれませんが、その場の言葉というのは思考停止になりやすいものです。

次に、

『短いフレーズ』
『二元論』
『意外性』

のある言葉も思考停止に陥りやすいものです。
分かった気になってしまう時、人は思考停止に陥ります。

どんなものがあるかというと、皆様も聞いたことがあるものばかりです。

・ナンバーワンよりもオンリーワン
・競争よりも共創
・やり方よりも在り方

他にもいろいろありますが、この3つは、競争戦略とお客様にモテる為の魅力づくり、及び思考技術と実践の技を主体にしている私が、過去に反論として言われたものです。

 

━思考技術を磨く為の考え方━

 

ランチェスター戦略ではナンバーワンを目指します。
何故、オンリーワンでないかというと、ナンバーワンは明確な指標であり数字として測定でき、相対的なものです。
オンリーワンなどと、甘いことを言っていても勝てなければ意味がありません。
そもそも、似ているフレーズですが比較する言葉ではありません。

「競争なんて古臭く、今は共創だ」と言われたこともあります。
これも比較してどちらが良いかという言葉ではありません。
私たちの業界であれば、未来を目指して共に創るべきことは沢山あり、大事な事です。
しかし、ビジネスは常に切磋琢磨であり優勝劣敗の競争があり、娯楽に関しては代替される異業種にも競争意識があるからこそ勝っていけます。

近隣店舗とも競争するからこそ、切磋琢磨によってより良いコトを生み出せます。
より高みを目指して競争するというのは、同時に共創していくことにもなります。

「やり方よりも在り方」というのは、『よりも』という言葉がそぐわないものです。
戦略や戦術は『やり方』のように受け取られがちですが、【在行一致(ざいこういっち)】で、どう在りたいかを実現するのが『やり方』になります。

昔からの躾は、自分の在り方が分からなくても、とにかく『型』としての躾を行います。
人に会ったら挨拶をする、椅子を使ったら元に戻す、返事は「ハイ!」と気持ちよく、靴は脱いだら揃える・・・・・
これらのやり方があるからこそ、それに基づく在り方を表現できることになります。

【在行一致】というのは、やり方が在り方になっているという現在進行形のもので、お客様が喜んでいないお店だとしたら、それはそうなるやり方になっていることになります。
『よりも』と比較するものではなく、目標とプロセスというものは、どちらも軽んずるものではありません。
どれも一見すると、もっともらしい言葉のように感じますが、思考停止せずによくよく考えれば、二元論の比較をする言葉ではないということに気付けます。

 

 

最後に、思考停止しやすい言葉であり、思考停止させる言葉を紹介します。

「出来ない・無理・難しい」

言葉は自分に対するメッセージになるので、この言葉を使うと「出来ない理由」「無理な理由」「難しい理由」探しが始まり、やるための「どうしたら?」思考が働かなくなります。
これからの道を切り拓いていくには、思考停止せずに思考し続けることが大切です。
思考するには知識や情報が必要です。

知識や情報はネットですぐに検索できるものと、そうで無いものがあります。
社内を、そして自分を思考停止させないためにも、『知っているつもり』にならずに学び続けて、考え続けて現場で実践することが『道を拓いていく』ことにつながると思います。

 

 

 

(お問合せ先)
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【ご案内】3つのカリキュラム
※下記に書いているカリキュラムは、エッセンスのみの3時間・6時間などの研修も実施しております。(お気軽にご相談ください)

1.ホールで徹底的に応用している『ランチェスター戦略』研修
弱者逆転していく為には必須のランチェスター戦略を、私自身が15年ほど応用して実践し、結果を出してきたものに置き換えて説明する研修です。
ランチェスター戦略の用語を理解して、パチンコ店に応用することの時間短縮になる研修です。
一から学んで実践で結果を出すレベルまで活用するには時間が掛かり、それを短縮するパチンコ店用に応用しているランチェスター戦略です。
(お問い合せ)http://www.respect-mind.com/index.php?go=QvIJzR

2.“コト視点の価値づくり”による差別化価値で、自店のファンを増やす戦術
価値づくりの思考技術と実践の技を短期間で身につける、『“価値づくり”人材』育成プログラム(3時間×6回)の研修を行っております。
価値から行動を考える方法を知ることで、お客様に選ばれるお店づくりが価値視点で行えます。(現場力の向上につながります)
また、価値づくりは社内でも活用できるもので、組織を活性化させる方法にも応用できるものです。
(お問い合せ)http://www.respect-mind.com/index.php?go=QvIJzR

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増客プロセス設計(3時間×6回)では、戦略(ランチェスター戦略)と戦術(コト視点の価値づくり)を現場で行う施策に落とし込み、リピートにつなげる為の活動に変えていくものになります。
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※武内はNPOランチェスター協会認定の正式なインストラクター資格を取得しております。(インストラクター歴10年・実践活用歴15年)

カテゴリー: パチンコ,プロモーション,人材教育,戦略・戦術

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