【第186回】 恐怖の撤去離反

お客様と店舗を繋ぐ魅力づくりケーススタディ

【第186回】 恐怖の撤去離反

 

今回のタイトルは、インパクトをつける為に『恐怖』と表現した分けではありません。

本当にしっかりとお店でお客様対応をしていかなければ、実際に過去も繰り返し起こった“撤去離反”が来年はかなり増える可能性があるからです。
過去のコラムでも、“撤去離反”に関しては文中で触れてきましたが、今回は“撤去離反”そのものについてお伝えしていきます。

皆様も定番の飲食店やラーメン屋さんなど、何かしらあると思います。
好きなラーメン屋さんの好きなメニューが、ある日突然無くなっていたらどんな気持ちになりますか?
飲食は生きるうえで欠かせないので、別のお店に行く、違うメニューを頼むなどの選択がありますが、これがパチンコやスロットだったらどうなるか。

過去、パチンコやスロットを打っていた方に、お店の外で会ったりして会話をすることはあると思います。
「最近はどちらのお店に行かれているんですか?」
「なんかよく分からないからつまらなくなって、最近は行ってないのよ」
こんな会話を経験した方もいらっしゃると思います。
人口動態の変遷や、生活背景の変化(結婚・育児・仕事・介護・・・)でパチンコやスロットから離反されるお客様もいます。

これは私達がコントロールできるものではないので、いつか戻ってきてくれることを祈りながら、楽しそうな業界を伝えていくことしかできませんが、『好きな台が無くなり離反する』というのは、お店で少なからずとも回避する取組みは可能です。

私は競争戦略の専門家ですが、商売における競争は、『お客様をより喜ばせ競争』です。
パチンコやスロットを通じて、楽しい体験ができる人生のひと時をサポートする商売です。
そこに、「どこのお店に行くか?」という相対的な選択は生まれますが、自店のお客様が好きだった機種の撤去によって、『好きな機種が無くなり、パチンコやスロットに行く気持ちが薄らぐ』ということは、お客様喜ばせ競争の前提となる『喜び・楽しさ・面白さ』につながる価値提供がされていないということになります。

 

━遊技動機喪失状態を放置しない取組を━

 

皆様のお店に来店されるお客様のうち、新台を必ず打つ方の割合はどれくらいでしょうか?
10割というお店の方は、お客様が自分の好きなレパートリーを自ら探してくれるので問題ありませんが、10割と答えるお店は全国に1店舗もないと思います。
高齢者比率が高い地域では、新台を打つ、新しい機種を自ら探すというお客様の割合が下がります。
1円などの低貸しであれば、比較的いろんな機種をレパートリーにされているお客様もいますが、それでもレパートリーが1~2機種というお客様はいます。

たった1年で残りの旧規則機が全台撤去の流れで、お客様にとってはとても早いスピードだと思います。
月に4~5回、土日の休みのときに楽しみにして来られるサラリーマンの方にとっては、知らないうちに『自分のレパートリー』がどんどん無くなって、「今日はあの機種を打とう」というワクワクや楽しみが失われていきます。
ここから撤去離反が加速していきます。

どのような対応をお店でしていくべきか。
下記でご案内しているプダポスの大当りフローPOP(武内が監修しています)などを活用して、お客様のレパートリーをP機や6号機で増やす努力もありますが、月に11回以上来店しているお客様の離反を起こさないようにするには、別の方法を取る必要があります。
別の方法やお店でやるべきことなど、知りたい場合はお仕事のご相談をお待ちしております。(すみません、文章が長くなってきたので、今回のコラムはここで終わりますが、お問合せやご相談は『info@respect-mind.com』へお願いします)

いずれにしても、全てのファンを対象にして、自店のファンを撤去離反で減らさないというディフェンスを実施しながら、競合他店とのお客様喜ばせ競争というオフェンスも必要です。
撤去離反が恐いのは、“誰も責任が取れないし、責任を取りようが無いから危機感が薄い”というものです。(お店や会社は、最終最後は経営者しか責任はとれません)
入替だけに気持ちを奪われて、お客様を見失わないようにしていく必要がある2020年になっていきます。

 
 
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※武内はNPOランチェスター協会認定の正式なインストラクター資格を取得しております。(インストラクター歴10年・実践活用歴15年)
 
 

カテゴリー: パチンコ,プロモーション,戦略・戦術

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