〔都遊協総代会〕 役員改選で阿部理事長再選、遊技機回収撤去については組合員の協力を要請

 

東京都遊技業協同組合(都遊協/阿部恭久理事長)が5月25日、文京区・東京ドームホテルにて「第48回通常総代会」を開催した。

阿部理事長は冒頭挨拶で、「検定機と性能が異なる可能性のあるパチンコ機」の問題に触れ、「日工組はリユース機を各社で市場に出すという回収施策を示し、新台等に関しても多種多様な遊技性能を有する安価な遊技機等の提供を進めている」として、「こうした遊技機は早ければ6月頃から供給が開始される予定とのことでありますので、遊技機のバリエーションが増え、遊技環境の整備に役立つチャンスと捉え、我々ホールとしては前向きに回収に協力していきたいと考えております。また、昨年6月に決議した旧基準機設置比率の自主規制を高射幸性遊技機の優先撤去と含め、粛々と進めているところであります。遊技機メーカー団体によりますと、全体の数字はほぼクリアに近づいているようですが、各個店レベルで達成できないことがないよう、くれぐれもよろしくお願い致します」と語り、組合員の協力を要請した。

総会では、「平成27年度事業報告」「平成27年度決算関係書類承認」「平成28年度事業計画」「平成28年度収支予算承認」などが審議・承認された。とくに「平成28年度事業計画」では次の通り方針が決められた。

「業界的には、過度な射幸性の抑制の観点から、新基準に該当しない遊技機、いわゆる旧基準機の設置比率のクリアや、検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機の可及的速やかな回収、更には、遊技参加人口の回復など、営業の根幹に影響を及ぼす諸問題を抱えている。都遊協は、先ず、この営業の根幹に影響を及ぼす諸問題を優先課題として取組む他、引続き、行政との良好な関係の維持、健全営業に不可欠な『相互チェックシステム』の適正な運用、各種のめり込み対策事業への積極的な支援、大震災被災地復興に対する支援、置引き等犯罪の防犯対策、地域社会の行事への参画などを積極的に推進する」

今年は任期満了に伴う役員改選があり、阿部理事長の続投が決まった。阿部理事長は3期目となる。

この他、田中康義警視庁生活安全部保安課風俗保安対策官が登壇、行政講話を行った。田中保安対策官は、次の5点について要請を行った。

1. 射幸性を抑える取組みの推進
2. のめり込みの防止
3. 検定機と性能が異なる可能性のある遊技機の早期撤去
4. 広告宣伝の健全化
5. 恒常的な暴力団排除

とくに「検定機と性能が異なる可能性のある遊技機」については、「著しく射幸心をそそる恐れのある遊技機を設置して営業するということは風営法違反になることはご承知の通りだと思います。例え製造者側に問題があったとしても、営業者の責任が免責されるわけではありません」と述べて、速やかに適正な遊技機に入れ替えるよう要請した。

また、広告宣伝の健全化については、「いまだに掲示物で、特定の日に特定の遊技機を示してイベント開催を告知したり、Web、メール、ブログ、あるいは隠語等を使って出玉イベントを宣伝していたり、規制の目をかいくぐろうとする不適切な広告宣伝が散見されます。今年に入りまして当庁では広告宣伝違反で、既に10件指示処分を行っております。このような違法な広告宣伝については、今後も警視庁としても徹底的に取締りを進めていきます」と語り、自主的に広告宣伝の健全化が図られるよう要請した。

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